そもそも楽に合格する国家資格などあるのか?
国家資格取得のためには、専門的な勉強が必要。

マンガやTVドラマをキッカケに、【行政書士】の仕事に興味を持った方、案外多いと思います。私も例の『特上カバチ!』がスタートしてからというもの、妻の経営する美容院のお客さまをはじめ、知人から仕事内容や稼ぎについて、質問されることが多くなりました。そして、大まかにご説明すると『それならオレもやってみようかな?』という方が必ずいらっしゃいますが、試験についてお話するとほとんどの方が『それは難しそう』となります。

このページを読んでくださっている方の中にも、『【行政書士】の国家試験に合格するのってどのくらい難しいの?』という素朴な疑問をお持ちの方は多いと思います。インターネット上には、さまざまな情報がありますが、【行政書士】の【難易度】について説明しているサイトの多くは、合格率をベースにしているようです。

◆人気の独立系資格の合格率

資格名 合格率 合格者数(受験者数)
司法書士 3.40% 931名(27,102名)
社会保険労務士 7.50% 3,574名(47,568名)
行政書士 6.50% 4,133名(63,907名)

でも、ここで私はあえて申し上げたいのです。合格率は、ほとんど参考にならないと。その理由は、受験者の質です。基本的にどの資格についても、全くの勘違いで受験している方、全くの独学で勉強している方などさまざまな受験生がいるので、合格率だけで単純に【難易度】を比較するのは無理があると思います。

確かに独立系と言われる【司法書士】【社会保険労務士】【行政書士】などの国家資格は難易度が高いと言われています。

◆難易度のイメージ(上位ほど難しい)

  • 司法試験
      ↓
  • 司法書士・公認会計士
      ↓
  • 社会保険労務士・行政書士
      ↓
  • ファイナンシャルプランナー
もちろん出題範囲は広いですし試験は難しいのですが、既定の点数だけとれば合格者数がどれだけ多くても合格できるわけですし、大学受験のようないわゆる"倍率"は関係ありません。つまりは、きちんとした"受験知識"、そして"計画的な学習"さえ行えば、普通の知力の多くの人が合格できるはずなのです。

合格率を知って怖じけずくことも、あきらめる必要もありません。そもそも、【難易度】の比較から受験する資格を検討するのがナンセンス。国家資格の取得と、その資格をベースにした独立開業を目指すのであれば、まずはそれぞれの資格の仕事内容を知り、自分の興味から取得を目指す資格を決定し、その資格に合格するための専門的な勉強を行えば、遅くても数年の後には目標は達成できるはずです。

⇒次へ